夢を追い越す

何も考えたくないんだ。何も求めたくないんだ。何も欲したくないんだ。何も知りたくないんだ。

これ以上何をどうすれば良いのか分からないんだ。どうしろと言うんだ。何も分からないんだ。

私は何で生きて、何で君が生きてないの。何で居なくなったの。私は何で此処に居るの、誰かの何かの為になれるとでも言うの、そんなこと出来ると思うの、やらなきゃいけないの、どうしろと言うの。

代わりが居ないのは当たり前だ、人は一人一人違うんだから、それでも私は一人の人として限界を知っても良いじゃないか、それくらい知ったって此処から生きることをやめるなんて、きっとそこまで苦しくないと、そうでしょ。

どうして皆は生きてるの、何の為に誰の為に生きてるの。何を生き甲斐として呼吸を続けてるの、その呼吸にどんな意味があるの、ねえ。

何も出来ない私は死ぬ為に生きてるそれだけなんだ。