dim

日々の、カケラ

bloom

不安は重なる、どんどん積もる。

ベッドじゃなくて壁に凭れ、ただただ夜が濃くなってゆくのを小さな時計の音から感じる。遣る瀬無いと思った、こんな状態で身動きのとれない状況を保っているなんて。

時々、心が空っぽになるんだ。乾いたら潤してあげたい、そうでありたいのに、近頃は乾いたまま。そんな私の二酸化炭素をふうっと生花に吹いてみたら、さらっと花弁が揺れて、私とお花はどっちが乾いているのだろうかと思いながら、酸素をもらった。代わりに二酸化炭素をまた一つ。