1から10まで記憶に残っていたら
思い出せば後悔ばかりじゃないか
降りかかってくる現実はいつだって突然なんだもの
不器用な私の生き方の範囲を超越してゆくよ何処までも
まだ寒い冬の外、吐く息の証が目に見えるあの日から、どれくらい経ったのだろうか、どれほど前へ進んだのだろうか、どれだけ成長していけただろうか、どれも把握出来ずに今を生きているよ。
ここにいる人のこと、見下ろせるのかな
ここにいない人のこと、見上げても見えないの
眩しかったり、真っ暗だったりしてさ。
でも瞼を閉ざしてずっと記憶を辿るの、そしたらいつでも見えないあなたが、笑ったり怒ったり泣いたり苦しんだりどんな姿でも現れる。
あの時まで、あの頃までの姿だけど、大切な心を見せてくれたから。
最近の私はね、世界の回る速さに着いていけないんだ。地球が回るのが速いよって思っちゃう。時間なんてあっという間に過ぎちゃうよ。そしてどんどん離れて何も分からなくなる。何をしても人の背中ばかり見えては泣いている。
その景色から学ぶことはとても多いから、嫌じゃないのかもね。
ここに残して、やっと私を把握出来た今日。
果てしなく
始まりは終わって、終わりが始まる。
終わりは始まっていて、始まりが終わっている。
始まりも終わりもずっと繋がっている。
空っぽ
誰一人にも何もしてあげられなかったことに気付いた、私の人生は後悔しかなかったんだ。今まで認めなかった後悔を肯定したら、何故そこまで自分は、自分を放って置いたのかと。
そしたら、いつの間にか、自分で自分を取り残していて、本当に一人で足掻いては苦しみ嘆いて居た。
何もない、
何もかもが無くなって、ただ嗚咽を漏らしては悔やみ、それでもどう仕様もない結果と、自分では出来なかった全てにまた悔やんで、泣き叫ぶことしか今は出来ないと知る。
希望も、夢も、未来も、欲望も、この先の行方も、全てが喪失した。
幸福論
昔からずっと他人の幸せを願っていました。誰かの為に何かをすることが自分にとっての生き甲斐だと思っていた筈でした。でも最近は本当にそれが自分にとって幸せなことなのか分からなくなったのです。自分の時間や事情や感情を犠牲にしてまで誰かの為に尽くしていくことは本当にその人の為になるのだろうかと思いました。相手はそれを願いつつ助かった有難うで終えた後に果たしてどれくらい私のことについて考えてくれるのでしょうか。事が終わればそれで解決と言うことで時の流れと共に過去になり忘れていくのだと思うと私はそれが本当に自分の願っている幸せを行ったのかと疑問に思うのです。
私が求めているものと誰かが求めているものが比例して支え支えられと噛み合った時が本当の幸福だと考えた時は涙が止まりませんでした。
ここまで生きて来てそんなことがあっただろうか
そこまで生きて来てそんなことを与えられただろうか
計り知れない他人と自分の行く末に沢山の涙を落としては苦しみ嘆き今日を終えようとまた涙が伝う夜。
9
いつだったか、誰だったかも曖昧だけど、9と言う数字が好きだと言っていたのを思い出しました。きっと、あなただろうか。9の日は色んなことがあるなと改めて思ったのです。
始まりも終わりも、9の目にあなたはそっと、
明日で一ヶ月が経ちます。あなたを忘れる日などありません。これからも、あなたを忘れる日などないと、そう思うのです。
明日から、そっと。
終わりの始まり
見えるモノが見えないようになる
聴こえないモノが聴こえるようになる
聴こえるモノが聴こえないようになる
香らないモノが香るようになる
香るモノが香らないようになる
ウソが現実になる
現実がウソになる
わたしがアナタになる
アナタがわたしになる
終わらない世界が止まる
止まらない世界が終わる
一ヶ月前の今日は、雪なんて全く降っていなくて、でもとても寒かったのを思い出します。そして、仲良く皆で夕ご飯を食べてほんの僅かな時間にすぎないけれど、一人一人の言葉を受け止めて見渡せたそんな日でした。そして今日は朝からずっーと吹雪で柔らかくて掴めない白が世界を飾してくれました。わたしが経験したことがあなたの少しの体験になりますように。
マインドコントロール
ぞっとする程、嫌な言葉だ。
そんな大人を見てきたから学べたことも沢山あるんだ、感謝している。ただ自分はそうなりたくないと言う意思を持ち合わせてしまったので、
五感を大切にして、自分を大切にして、目の前にあるモノを大切にして、大切なものを大事にして、当たり前の日常に感謝して、誰の邪魔にもならないように、静かに大人しく、呼吸を吸っては吐いて吸っては吐いてと止まるまで、生きましょうか。